結論だけ先に!
- “日本一の星空”を見る最適時間は 日没90分後〜23時(月が出る前に観測開始)
- 最も澄んだ星空が広がる季節は 新月期の冬(12〜2月)、次点で夏の天の川シーズン(7〜8月)
- 出発前に確認すべき3ツール
- tenki.jp「星空指数」長野県阿智村 tenki.jp
- 国立天文台「今日のほしぞら」‐飯田エリア(月齢・惑星位置)
- ヘブンスそのはら公式/ナイトツアー開催カレンダー 天空の楽園 日本一の星空ツアー | スタービレッジ阿智mt-heavens.com
目次
1. なぜ阿智村だけ“別格”なの?

2006年、環境省が行った「全国星空継続観察」(スターウォッチング・ネットワーク)の夜空の暗さランキング全国1位に輝いたのが阿智村。標高1,400 m、周囲をアルプスに囲まれた地形が街明かりを遮り、透き通った空気が星をくっきり映し出します。環境省
2025.4.30
— あるびれお✨ (@SPACE_M74) May 3, 2025
天の川タイムラプス✨ 〜花桃と鯉のぼり〜
長野県阿智村の花桃の里にて
素晴らしい景色でした! pic.twitter.com/8lQhhZakdD
2006年 環境省「全国星空継続観察」で星の観察に最も適した場所”全国1位に認定。
標高1,400 mの高原(ヘブンスそのはら)から見上げる空は、光害が少なく透明度抜群。
年間を通じて湿度が低い内陸性気候+中央アルプスの山影で風が穏やかな夜が多い。
地元観光局と村が連携し、街灯シールド化・観光客向けルール整備を徹底。
2. 今夜の星空、30秒判定フロー
手順 | ツール | OKライン | コツ |
---|---|---|---|
① | tenki.jp「星空指数」阿智村 | 70以上 | 50以下なら諦める勇気も大切 tenki.jp |
② | 国立天文台「今日のほしぞら」(飯田) | 月出時刻が観測スタートより後 | 新月±3日が鉄板 |
③ | ヘブンスそのはら公式ライブカメラ | 雲量2/8以下 | ゴンドラ乗車前に必ず確認 Mt-Heavens |
④ | Windy | 上空雲量・湿度チェック | 風速3 m/s以下が理想 |
⑤ | ナイトツアー公式 X (旧Twitter) | “本日運行可否” | 中止でも温泉&花桃コースへ回避 |
3. ベストシーズン&観測時間チャート
3. ベストシーズン&観測時間チャート
月 | 星空の特徴 | 気温/防寒 | 狙い目の時間帯 |
---|---|---|---|
1–2月 | 空気が超ドライ、星数MAX | -10 ℃前後・極寒装備必須 | 19:30〜22:00 |
5月 | 春霞少なく爽やか | 夜0–5 ℃・ダウン+手袋 | 20:00〜22:30 |
7–8月 | 天の川が天頂へ | 15 ℃前後・薄手ダウン | 21:00〜23:30 |
10–11月 | 透明度復活+紅葉 | 5 ℃前後・厚手フリース | 19:00〜22:00 |
12月中旬 | ふたご座流星群極大 | -5 ℃前後・完全防寒 | 徹夜覚悟で23:00〜明け方 |
ポイント:ヘブンスそのはら「天空の楽園ナイトツアー」は4月中旬〜翌3月下旬に断続開催。休業日を要確認。天空の楽園 日本一の星空ツアー | スタービレッジ阿智info.sva.jp
4. 時間帯別・星空観測タイムテーブル(2025年5月中旬基準)
時間 | 空の状態 | やること |
---|---|---|
18:45 | 夕焼け~薄明終了 | ゴンドラ乗車・撮影準備 |
19:30 | 星が次々点灯 | 夏の大三角出現、初回ガイド開始 |
21:00 | 月が昇る前の暗黒タイム | ミルキーウェイ撮影チャンス |
23:00 | 月出(※日による) | 眺望台で月光+シルエット撮影 |
0:00 | 終電ゴンドラ終了 | 車移動組は富士見台高原Pへ移動も可 |
5. 天空の楽園ナイトツアー最新情報(Season 2025)
- 開催期間:2025/4/12 – 2026/3/22(除外日あり)
- 場所:富士見台高原ロープウェイ ヘブンスそのはら(山麓駅 → 山頂1,400 m)
- ゴンドラ運行:上り 19:00–20:00、下り最終 22:00 (季節変動)
- チケット:大人3,000円〜、ローソン・e+で事前予約推奨
- 演出:レーザーポインター星座解説/星空生解説ステージ/寝転びゾーン など
6. 星空が見えない夜でも楽しい“+α”コース
- 昼神温泉 透明硫黄泉で湯ったり
- 「花桃の里」ライトアップ散策(4月中旬)
- 阿智☆昼神観光局発 “星空カレー” 食べ比べ
- 富士見台高原 雲海テラスで早朝サンライズ (車10分+徒歩)
7. FAQ|よくある質問
質問 | 答え |
---|---|
Q. 雨が降ったらどうする? | ツアーは中止。日帰りなら昼神温泉・花桃の里観光へ切り替え。 |
Q. 必要な装備は? | 冬は‐10 °C近い。防寒(ダウン・手袋・ネックウォーマー)必須。夏でもレインウェアが安心。 |
Q. 三脚必須? | 星景撮影なら必須。軽量カーボン+広角12–24 mm F2.8推奨。 |
Q. 子連れでも大丈夫? | ゴンドラはベビーカー不可。抱っこ紐+防寒ケープを。 |
8. まとめ
- 新月期+星空指数70以上が“神回”の条件。
- 春・秋は透明度、夏は天の川、冬は星数と流星群…季節ごとの魅力を味わおう。
- 雲行きが怪しい日は“温泉→深夜再挑戦”プランで一石二鳥。
星を見上げた瞬間、都会では味わえない静寂と圧倒的な光のシャワーが広がります。ぜひ阿智村で、“人生ベスト星空”を体験してください。
9. 記事の参考文献
- 天空の楽園ナイトツアー Season 2025 開催情報 天空の楽園 日本一の星空ツアー | スタービレッジ阿智
- ヘブンスそのはら公式サイト(ゴンドラ・チケット情報) mt-heavens.com
- 阿智誘客促進協議会公式リリース info.sva.jp
- tenki.jp「阿智村の星空指数」 tenki.jp
- Rurubu PLUS「阿智村で星空を見るベストシーズン」 るるぶ+
- Rakuten Travel Guide「天空の楽園 ナイトツアー」 楽天トラベル
- 東洋経済オンライン「日本一の星空ツアーの秘密」
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