「夜の灯台に登って星を見よう」と日没後に野島埼灯台へ着くと、もう門は閉まっているんです。しかも館山駅へ戻る路線バスは、19時台で最後。
星が見えるころには帰りの足がない。房総半島の南端は、ここで予定が崩れやすいんですよね。
灯台に登れるのは夕方まで。星は灯台の外、野島崎公園の遊歩道から見ます。
参観は10〜2月が16時まで(受付15時40分まで)、3〜9月は平日16時30分・土日祝17時まで。参観寄付金は中学生以上300円です。
星が見え始めるのは、冬なら18時ごろ、夏は20時半ごろ。野島崎灯台口から館山駅への最終バスは19時07分なので、星を見るなら車か白浜泊まりが前提です。
車は富津館山道路・富浦ICから約30分。灯台の前に駐車場はなく、近くの無料駐車場(約100台)を使います。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 場所 | 千葉県南房総市白浜町白浜630(房総半島の最南端) |
| 灯台の参観(10〜2月) | 平日9:00〜16:00/土日祝8:30〜16:00(12〜13時は休み) |
| 灯台の参観(3〜9月) | 平日9:00〜16:30/土日祝8:30〜17:00(12〜13時は休み) |
| 最終受付 | 午前・午後とも終了の20分前 |
| 参観寄付金 | 中学生以上300円、小学生以下無料 |
| 夜の過ごし方 | 灯台には入れない。公園の遊歩道や白いベンチ周辺で星を見る |
| 駐車場 | 灯台前はなし。近くの市営無料駐車場(約100台) |
| バス | 館山駅から約35分「野島埼灯台口」下車、徒歩約10分。帰りの最終は19:07 |
野島埼灯台の参観時間と料金|夜は登れない(2026年)
灯台の中に入れるのは、いちばん遅い夏の土日祝でも17時まで。夜に灯台へ登って星を見る、という過ごし方は通常できないんです。
2026年3月1日からは、12時〜13時が昼休みになりました。この1時間は参観もスタンプも、グッズ販売もお休みです。
| 時期 | 平日 | 土日祝など |
|---|---|---|
| 3月〜9月 | 9:00〜12:00/13:00〜16:30 | 8:30〜12:00/13:00〜17:00 |
| 10月〜2月 | 9:00〜12:00/13:00〜16:00 | 8:30〜12:00/13:00〜16:00 |
参観寄付金は中学生以上300円で、小学生以下は無料。障害者手帳を持っている人と付き添い1名も無料です。
荒天や工事の日は参観できないので、風の強い日は要注意です。
中は狭くて急な階段なので、歩きやすい靴で行ってください。
星子夜の特別公開ってなかったっけ?灯台の上から星を見るやつ。
ありました。2025年8月15日に、南房総市観光協会の主催で「夜間特別開放と星空イベント」が開かれています。定員30名、大人4,980円の申込制でした。
ただ、2026年秋以降の開催は、10月10日時点で告知が見当たりません。
こういう夜の公開は不定期なので、普段は「昼に登って、夜は外から」と考えておくのが確実です。
じゃあ外から星を見るなら何時に着けばいいのか、次で時刻を出します。
野島埼灯台の星空は何時から?日の入りと暗くなる時刻
星がしっかり見えるのは、日の入りから約1時間半後。冬は18時ごろ、夏は20時半ごろからです。
日の入り直後の空はまだ青くて、明るい星しか出ていません。
| 月 | 日の入り(月初→月末) | 星が見やすくなる目安 | 夕景から見るなら |
|---|---|---|---|
| 2026年10月 | 17:24 → 16:46 | 18:30ごろ | 16:30ごろ着 |
| 11月 | 16:45 → 16:27 | 18:00ごろ | 16:00ごろ着 |
| 12月 | 16:27 → 16:36 | 18:00ごろ | 16:00ごろ着 |
| 2027年1月 | 16:37 → 17:05 | 18:20ごろ | 16:15ごろ着 |
| 2月 | 17:07 → 17:33 | 18:45ごろ | 16:45ごろ着 |
| 3月 | 17:34 → 18:00 | 19:10ごろ | 17:15ごろ着 |
| 4〜5月 | 18:01 → 18:49 | 19:40〜20:15ごろ | 17:45〜18:15ごろ着 |
| 6〜7月 | 18:49 → 18:59 → 18:45 | 20:40ごろ | 18:20ごろ着 |
| 8〜9月 | 18:44 → 17:26 | 20:00〜19:15ごろ | 17:00〜18:15ごろ着 |
この表と、館山駅行きの最終バス19時07分を並べると分かるんですが、バスで来て星まで見て帰れるのは、ほぼ11月〜1月だけ。それも18時台に少し見て、すぐバス停へ向かう慌ただしさです。
| 新月の日 | 宵の空 |
|---|---|
| 2026年10月11日 | 10月8日〜14日ごろは月明かりが少ない |
| 2026年11月9日 | 11月6日〜12日ごろが狙い目 |
| 2026年12月9日 | 12月6日〜12日ごろが狙い目 |
| 2027年1月8日 | 1月5日〜11日ごろが狙い目 |
| 2027年2月7日 | 2月4日〜10日ごろ(カノープスも狙える時期) |
| 2027年3月8日 | 3月5日〜11日ごろが狙い目 |
野島崎で見える星空|南が海だから冬はカノープス、夏は天の川
野島崎のいちばんの強みは、南側がまるごと太平洋なこと。街の明かりがない南の低い空まで見渡せるので、関東では見えにくい星を狙えるんです。



え、千葉からカノープスって見えるの?
野島崎の緯度だと、南中したときの高さは約2.5度。水平線が開けていて、海の上に雲がない夜なら見つけられます。
| 季節 | 南の海の上に見えるもの | 見やすい時間 |
|---|---|---|
| 秋(10〜11月) | 秋の星座。南の低い空にフォーマルハウト | 18時半〜21時ごろ |
| 冬(12〜2月) | オリオン座、シリウス。水平線すれすれにカノープス | カノープスの南中は1月中旬22時半ごろ、2月中旬20時半ごろ |
| 春(3〜5月) | 春の星座。空がかすむ日が増える | 19時以降 |
| 夏(6〜9月) | 天の川の濃い部分(いて座・さそり座) | 天の川の中心の南中は7月中旬22時ごろ、8月中旬20時ごろ |
ひとつ覚えておきたいのが、灯台の光です。野島埼灯台は15秒に1回、白い光をピカッと放っています。光が届く距離は約31km。真っ暗な山の上とは違って、「灯台の光が回る星空」になるんです。
2026年8月に夜の野島埼灯台を訪れた、べあさんの投稿です。「想像以上に満足のいく写真が撮れて感動」「夜に行くのも良い」と書かれていて、夏の夜でもしっかり星が写る場所なのが伝わってきます。
白いベンチ(最果てのベンチ)は夜も行ける?場所と注意
白いベンチは夜も行けますが、岩場の上にあるので、明るいうちに一度歩いておくのが条件です。
千葉県観光物産協会の正式な紹介名は「最果てのベンチ(ラバーズベンチ)」。野島崎公園の岩場にあって、カップルで座ると幸せになれるという言い伝えがあります。
朝日も夕日も見られる場所で、夜は満天の星空、という紹介でした。
コトーさんは、7月11日の24時半ごろにこのベンチで星景を撮っています。岩場の上にベンチがあるので、自然と空を大きく入れた見上げる構図になる、という説明でした。深夜でも撮影例はあるわけです。
ベンチは岩場の上。県の観光サイトでも、ヒールではなく滑りにくい靴で、と案内されています。夜に初めて場所を探すのはやめて、日没前に往復しておいてください。
公園の照明や夜間の立ち入りについては、公式に記載がありません。波しぶきや強い風の夜は、ベンチまで進まず遊歩道側から眺めるほうが安全です。
みち。さんは2026年9月、朝4時起きで白いベンチへ。雲の隙間から朝日が見えて、人もいない中でゆっくり座れたそうです。
「風がめちゃめちゃ気持ちいい」とあるとおり、岬は風が通る場所。星から朝日まで粘るなら、風を通さない上着は必須です。



ライトは足元だけ照らしてね。ほかの人のカメラや空に向けると、せっかくの星景写真が台無しになっちゃうから。
夕方から星空まで、野島崎の回り方
回り方は「灯台→公園の下見→日没→星」の順。冬なら15時半、夏なら16時ごろに着くと、灯台にも登れて、明るいうちに足元も確かめられます。
上から岬の形と海の広がりを見ておくと、夜にどっちが南か迷いません。10〜2月は15時40分が最終受付です。
磯沿いの遊歩道は30分ほどで歩けます。ベンチまでの段差と、駐車場やバス停へ戻る方向を明るいうちに確認します。
風と波を見て、ベンチまで行くか遊歩道側に残るかをここで決めます。トイレは公式に記載がないので、早めに済ませておくと安心です。
目が暗さに慣れるまで15〜20分ほど。スマホの画面も暗くして、南の海の上から探すと見つけやすいです。
冷えてくる前に撤収。白浜の宿なら、星を見たあと長い運転をしなくて済みます。
食事は、近くに海鮮の店がいくつかあると県の観光サイトに出ています。
野島埼灯台の駐車場と行き方|東京・大阪・福岡から
車なら富津館山道路の富浦ICから約30分。灯台の前に駐車場はなく、近くの市営の無料駐車場を使います。
| 手段 | 目安 |
|---|---|
| 車 | 富浦ICから県道86号・国道410号で約30分 |
| 駐車場 | 灯台付近の市営無料駐車場(乗用車約100台・大型バス可) |
| 路線バス | JR館山駅からJRバス関東・日東交通で「野島埼灯台口」まで約35分、徒歩約10分 |
| 千倉駅から | バスで安房白浜まで約30分、そこから徒歩約20分 |
駐車場の夜間の閉鎖や利用時間は、公式に記載がありません。現地の表示に従って、お店の敷地や路上には停めないでください。初めての道を夜に走るなら、明るいうちに一度通っておくと安心です。
東京から野島埼灯台へ
車なら東京湾アクアラインから館山自動車道・富津館山道路へ進み、富浦ICで降ります。電車ならJR内房線の館山駅へ出て、路線バスに乗り換えです。
東京駅からは、JRバスの高速バス「なのはな号」も館山・白浜方面へ走っています。時刻はJRバス関東の時刻表で確認してください。
大阪・福岡から野島埼灯台へ
大阪からは新幹線で東京駅へ出て、そこから上と同じルートです。福岡からは飛行機で羽田空港へ。羽田でレンタカーを借りてアクアラインを渡ると、房総の南端まで乗り換えなしで行けます。
遠方から来るなら、日帰りはまず無理。星を見る夜は白浜に泊まって、翌朝に灯台へ登り直すくらいの余裕を持つと楽しめます。



電車とバスで行って、星を見てから館山に戻るのってアリ?
帰りのバスは19時台で終わり|星を見るなら車か泊まり
野島崎灯台口から館山駅への最終バスは、平日も土休日も19時07分です。この便を逃すと、公共交通で館山へ戻る手段はありません。
| 野島崎灯台口 発 | 館山駅 着 | 運行日 |
|---|---|---|
| 16:17 | 16:55 | 平日のみ |
| 17:02 | 17:40 | 毎日 |
| 18:02 | 18:38 | 毎日 |
| 19:07 | 19:43 | 毎日(最終) |
行きの最終は館山駅19時05分発で、野島埼灯台口に19時38分着。つまり「夜に来て星を見て帰る」はバスだとできません。
バスで来る人は、11〜1月に18時台まで見て19時07分の最終に乗るのが限界です。それ以外の季節は、白浜に泊まるか車で来る前提で考えてください。
車の人も、星を見たあとに夜道を長く運転して帰るのは正直しんどいです。近くに泊まれば、翌朝の朝日と灯台の参観までまとめて楽しめます。
というわけで、野島崎の星空は「泊まり」とセットにすると一気に楽になるんです。灯台の近くで、夜に効く条件がそろった宿を見ていきます。
野島埼灯台の近くで泊まるなら|星空のあとに戻れる白浜の宿3軒
歩いて灯台へ行くならホテル南海荘、車なしで館山駅から来るなら白浜オーシャンリゾートです。3軒とも南房総市白浜町にあって、楽天トラベルで予約できます。
| 宿名 | 楽天の評価 | 灯台・駅からの距離 | 夜に効く条件 | 向く人 |
|---|---|---|---|---|
| ホテル南海荘 | 4.08(3,112件) | 「灯台口」バス停から徒歩5分 | 自家源泉の大浴場、浜焼きとバイキング(飲み放題)、駐車無料 | 灯台まで歩きたい人 |
| 白浜オーシャンリゾート | 3.97(3,488件) | 館山駅西口から無料送迎30分(要予約) | 全室オーシャンビュー、駐車場55台無料 | 車なしの人 |
| 房総白浜ウミサトホテル | 3.81(2,385件) | 千倉駅から送迎15分(要予約) | 白浜元湯温泉、夕食バイキング、駐車場80台無料 | 家族・グループ |
ホテル南海荘|野島埼灯台にいちばん近い宿
住所は白浜町白浜623-13。野島崎の無料駐車場がある623番地のすぐ並びで、楽天のアクセス案内でも「灯台口」バス停から徒歩5分です。野島埼灯台と太平洋が見える客室もあります。
夕食は海鮮の網焼きと旬菜バイキングで、お酒も飲み放題です。チェックインは20時までなので、夕食後に星を見に出るのが合う流れだと思います。
南房総白浜温泉 白浜オーシャンリゾート|車なしでも泊まりやすい
全室オーシャンビューで、目の前は一面の太平洋。JR館山駅西口から無料送迎バス(約30分・要予約)が出ているので、電車で来る人にはありがたい宿です。
灯台までの距離は楽天に記載がないものの、周辺観光の一覧に野島埼灯台が入っている白浜の宿です。駐車場は55台無料。チェックインは15時〜20時なので、灯台に登ってから入るなら時間に余裕を持って。
房総白浜ウミサトホテル|駐車場が広く家族で使いやすい
旧・紀州鉄道 房総白浜ホテル。海岸まで徒歩30秒ほどで、天然温泉の白浜元湯温泉に入れます。露天風呂はないので、そこは割り切りが必要です。
夕食はサザエやホタテの浜焼きが並ぶバイキングで、18時ごろからの1〜2部制。
チェックインは21時まで。JR千倉駅からの送迎は14時45分と15時45分の2便です。
千葉で星空を撮りたい人は、外房の東浪見海岸で鳥居と天の川を撮る方法もあわせてどうぞ。夜景なら千葉ポートタワーの夜景、冬のイルミなら東京ドイツ村イルミネーションも千葉の夜の定番です。
野島埼灯台の星空でよくある質問
- 夜も野島埼灯台に登れますか?
通常は登れません。参観は10〜2月が16時まで、3〜9月は平日16時30分・土日祝17時までです。2025年8月に夜間特別開放がありましたが、2026年秋以降の予定は10月10日時点で告知がありません。
- 白いベンチまで夜に行けますか?
深夜の撮影例はありますが、ベンチは岩場の上で、照明の有無は公式に記載がありません。明るいうちに往復しておき、風や波が強い夜は遊歩道側から見てください。
- 駐車場は無料ですか?夜も停められますか?
灯台付近の市営駐車場は無料で、乗用車約100台です。夜間の利用時間は公式に記載がないので、現地の表示に従ってください。
- バスで行って星を見てから帰れますか?
野島崎灯台口から館山駅への最終は19時07分です。星が18時ごろから見える11〜1月なら少しだけ見られますが、ほかの季節は白浜泊まりか車が前提です。
- 野島崎は恋人の聖地ですか?
恋人の聖地プロジェクトの千葉県の一覧には入っていません。白いベンチは「最果てのベンチ(ラバーズベンチ)」という名前で、二人で座ると幸せになれるという言い伝えがあります。
- カノープスは見えますか?
南が海なので条件はいいです。南中時の高さは約2.5度と低いため、水平線に雲がない夜を選んでください。2月中旬なら20時半ごろ、1月中旬なら22時半ごろが南中です。
野島埼灯台の星空、一番のおススメの季節と宿
色々書きましたが、一番のおススメの季節と宿はここです!
季節は2月の新月前後(2027年なら2月4日〜10日ごろ)。宿は灯台まで歩ける「ホテル南海荘」です。
2月は日の入りが17時過ぎで、18時45分ごろには星空。冬の星座が南の海の上に並んで、20時半ごろにはカノープスが水平線すれすれで南中します。南が開けた野島崎だからこそ狙える星なんですよね。
南海荘なら、夕食を食べてから歩いて岬へ出て、冷えたら温泉に戻れます。バスの最終も運転も気にしなくていい。翌朝は白いベンチで朝日を見て、灯台に登ってから帰る。この流れがいちばん気持ちいいと思います。
- 行く日が新月の前後か、tenki.jpで南房総市の星空指数を見たか
- 灯台に登るなら最終受付(10〜2月は15時40分)に間に合うか
- 帰りは最終バス19時07分か、白浜の宿のチェックイン時間に間に合うか
情報確認日:2026年10月10日。参観時間・料金は燈光会、駐車場・白いベンチは千葉県観光物産協会、バスはJRバス関東、日の入り・新月は国立天文台、宿は楽天トラベルで確認。X投稿は個人の体験です。








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